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不純な石英 [ルース]

 最近鉱物鑑定試験のお話が続きましたが、今日は久々に石のお話を。
確か最近書いた石はカルセドニーでしたので、カルセドニー続きという事で・・・。

ジャスパー(Jasper:碧玉)

のお話を書こうと思います。

1830017

この石は珪酸塩鉱物の中のテクト珪酸塩の仲間でカルセドニーの種類ですが、
カルセドニーよりはチャートに近いそうです。
微細な石英結晶が集まって出来た鉱物(潜晶質石英)で、
酸化鉄や水酸化鉄等が混ざった不透明な石です。

 名前の由来はギリシャ語のiaspisから来ており、
”斑点のある石の意味”とか”緑を意味する”・・・とか言われています。

 ジャスパーは含まれる鉱物によって煉瓦赤色~赤褐色(赤鉄鉱)
黄白色~灰色(粘土鉱物)褐色~黄色(針鉄鉱)と様々な色調を呈します。
岩盤の割れ目に浸透した比較的低温でシリカに富む水溶液から沈殿したものなので、
(化学的沈殿岩)
形成される途中で様々な鉱物が混ざる可能性は高いですよね。

 ところで、この石は潜晶質石英が産出されるところなら
世界のどこにでも産出するそうです。
世界ではインドやロシア、アメリカ、フランス、ドイツ等が、
日本では新潟の佐渡地方の赤玉、島根県松江市玉造の玉造石、
青森県津軽地方の錦石がジャスパーに該当するようです。
(ただ、イコールではなく一部がジャスパーとの話です。)

 そういえば、木村カエラさんがジャスパーという曲を歌っていますよね。
電気グルーブの石野卓球が作曲のテクノな曲調が結構ドライブに合います。
曲からするとジャスパーという石は非常にキラキラ輝いているイメージがありますが、
実際は不透明な渋~い石なんですよね・・・orz
でも、アリゾナ州から産出されるジャスパー化した珪化木は綺麗ですね。

 図鑑でしか見たことがないのですが、
年輪や本来の細胞組織まで玉髄質の石英で置き換えられているので
当時の木の状態が非常に良く分かります。
キラキラ輝いていなくても十分存在感のあります。
これも、比較的低温なシリカに富む水溶液の賜物ですね^^



 ・・・ところで、昨日何気にSo-netポイントを稼ごうとスクラッチのハシゴをしていたら、
初めて”不思議な箱”に遭遇しました\(^▽^)/
ビンゴゲームの様にトップページの隅にでも出たり出なかったりするのかしら?
と思っていたら、トップページ内を浮遊しながら現れるのですね。(これってネタバレ?^^;)
ここで逃したらそのまま終了になってしまいそうなので、慌ててポチっとしました。

 ・・・すると・・・おお~(@@)!・・・って何が貰えるかはナイショです。
確かこの不思議な箱は終了日が今月30日でしたよね?
だから見つけやすくなっているのかな~とふと思いました。
普段はくじ運がめちゃくちゃ悪いのですが、こうして当たると嬉しいものですねww

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optimist

”不思議な箱”おめでとうございます。
私は、見たことが無いんですよ~。羨ましいです。
by optimist (2008-06-25 22:53) 

小夜

optimistさん、こんばんは^^
いつも有難うございます。
やっと1度だけ遭遇できましたが、また次の日から遭遇できていませんT^T
浮遊する箱って一体・・・・--;
by 小夜 (2008-06-26 21:58) 

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