アズロマラカイト=アズライト+マラカイト [ルース]
今日はアズロマラカイトの中の
アズライト(Azurite:藍銅鉱)
のお話です。
アズロマラカイトは今日お話しするアズライトと
マラカイト(Malachite:孔雀石)
で構成されています。
双方の鉱物は炭酸塩鉱物で、銅鉱床の酸化帯から
ほとんど常に双方が一緒に産出されるそうです。
さて、アズライトは銅の塩基性炭酸塩鉱物で、
化学組成は
Cu3(CO3)2(OH)2
です。
銅鉱床の酸化帯で炭酸イオンを含んだ水と
他の銅鉱物が反応することによって生成されます。
色は奇麗なアズールブルー~濃青色を呈していますが、
名前の由来も”青”を意味するペルシャ語の”Lazhuward”からきています。
この綺麗な色のため、古代エジプト時代には金属銅の原料の他、
顔料などに使われ、
15~17世紀のヨーロッパでも絵画にこのアズライトが顔料として用いられています。
(顔料というとマラカイトも使われていたんですよね^^)
ところで、この石と似たような色と名前を持つ石として
ラズライト(Lazurite:青金石、瑠璃)
や
ラズーライト(Lazulite:天青石)
がありますが、
それぞれ珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)、燐酸塩鉱物となっています。
↑ これはラズライト(Lazurite:青金石、瑠璃)です。
・・・図鑑や実物を眺めると確かに”他人の空似”という感じですね^^
アズライト(Azurite:藍銅鉱)
のお話です。
アズロマラカイトは今日お話しするアズライトと
マラカイト(Malachite:孔雀石)
で構成されています。
双方の鉱物は炭酸塩鉱物で、銅鉱床の酸化帯から
ほとんど常に双方が一緒に産出されるそうです。
さて、アズライトは銅の塩基性炭酸塩鉱物で、
化学組成は
Cu3(CO3)2(OH)2
です。
銅鉱床の酸化帯で炭酸イオンを含んだ水と
他の銅鉱物が反応することによって生成されます。
色は奇麗なアズールブルー~濃青色を呈していますが、
名前の由来も”青”を意味するペルシャ語の”Lazhuward”からきています。
この綺麗な色のため、古代エジプト時代には金属銅の原料の他、
顔料などに使われ、
15~17世紀のヨーロッパでも絵画にこのアズライトが顔料として用いられています。
(顔料というとマラカイトも使われていたんですよね^^)
ところで、この石と似たような色と名前を持つ石として
ラズライト(Lazurite:青金石、瑠璃)
や
ラズーライト(Lazulite:天青石)
がありますが、
それぞれ珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)、燐酸塩鉱物となっています。
↑ これはラズライト(Lazurite:青金石、瑠璃)です。
・・・図鑑や実物を眺めると確かに”他人の空似”という感じですね^^
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