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さまざまな金 [宝石・ジュエリー]

 金の純度については24分率で表され、
数値が低くなるほど金の含有率が低くなるというお話は書きましたが、
今日は金の種類についてのお話です。

 私が若かりし頃のジュエリーは本当にでした。
まったりこっくりした黄金色は若い自分には不相応な気がしてなりませんでした。

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 でも、年月がたって今ではホワイトゴールドやピンクゴールド等の
金とは思えないような色の金が登場していますよね。
また、イエローゴールドという昔の金よりも淡くて優しい色の金色も登場し、
さらに、グリーン系やローズ系、ブラック系などと
一見金には見えないものまで登場しています。

 これらの色の金はどうやってできるのでしょうか?
・・・それは金に混ぜる金属の割合で決まってきます。
 今比較的主流となっているホワイトゴールド

金75%、銀15%、ニッケルまたはパラジウム10%

が一般的だそうです。

 パラジウムが混ざった(パラジウム割)方が高いそうですが、
ニッケルがアレルギー源になる恐れがあるため、
国産はほとんどがパラジウム割なのだそうです。
時々、ニッケルフリーという言葉を見かけますが、
たぶんこれはニッケルが含まれていない・・・ということなのでしょうね。

このホワイトゴールドはプラチナの代用品としてよく用いられています。
(・・・プラチナって高いですもんね・・・・orz)

 そして、イエローゴールド

金75%、銀15%、銅10%

が一般的で、
銀の割合を多くして黄色みを強くしたものは
グリーンゴールド(別名『青割』)と呼ばれています。

さらに、今年流行のピンクゴールドについては

金75%、銀10%、銅15%

が一般的です。
ややピンク色を帯びた金ですが、
工場によってはさらに他の金属を混ぜて

ローズゴールドレッドゴールド(別名『赤割』)

のような色の濃い金を作ったりします。
(それぞれの配合は工場や工房などによって違うようですが、K18の一般的な配合を記載しました。)

 ちなみに、ブラックゴールドについては配合の割合は分かりませんが、
金にパラジウムとプラチナを混ぜてつくるそうです。
最近シャンパンゴールドなるものも見かけたのですが、
これはたぶん金がパラジウムの量よりやや多いのかな・・・と想像しています。

 ・・・というのもホワイトゴールド(シャンパンゴールド)となっていたので。
もともとホワイトゴールドは黄色と白の中間色に近い色になるということなので、
配合いかんでシャンパンカラーになりますよね*^^*

 話がやや脱線しましたが、
このようにいろいろな色の金種があると季節やその日の気分などで選べますし、
自分の肌色にぴったりの色を見つけることができますね。
いや~、良い時代になったもんですね・・・(^^;

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