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名古屋ミネラルショー顛末記・その3 [イベント]

 さて、初めて出かけた名古屋ミネラルショーでしたが、
2日目の午後は鉱物鑑定試験でした。
この様な試験があるという事は鉱物に興味を持ち始めてから知りましたが、
試験というと4~5年前に受験した初級シスアドが最後だったので、
久々にわくわくした気持ちでした。

 わくわく・・・というと変なのでしょうが、
自分にとって興味のある事に関するものは全て楽しさを感じます。
学生の頃の勉強は嫌々やっていた部分もあったので、
試験は決して楽しいものばかりではなかったですが、
今は学ぶことは楽しいものが多いな・・・と思います。

趣味の範囲でやっているからそう思うのかもしれませんが・・・^^;

 さて、話が脱線しましたが、
鉱物検定試験は今回7、8、9級が名古屋会場で開催されました。
・・・で私は以前から予告していたとおり、8、9級を受験しました。
といっても9級はレクチャーだけなので、
実質的には試験は8級という事になります。

 午後1時半から開始でしたが、最初の1時間半は鉱物採集のマナーや
採集時に必要な物、鉱物標本の整理方法、8級基準鉱物の解説を受け、
休憩をはさんで8級の試験を受けました。
 レクチャーでは実際に基準鉱物を見たり触ったりしながら
それぞれの石の特性を見たり、
ルーペの使い方、標本作成時のラベルの書き方などを実際に学びました。
基準鉱物は

石英(水晶)、蛋白石(オパール)、磁鉄鉱、石墨、自然硫黄、
自然金、蛍石、菱マンガン鉱、方解石、孔雀石、石膏、トパーズ、ザクロ石類、
電気石類、長石類、閃亜鉛鉱、黄銅鉱、方鉛鉱、辰砂、黄鉄鉱、雲母類

でしたが、~類とつく石に関しては、

長石類:正長石(オーソクレーズ:Orthoclase)
ザクロ石:鉄ばんザクロ石(アルマンディン:Almandine)
雲母類:白雲母(マスコバイト:Muscovite)、黒雲母(ビオタイト:Biotite)
電気石類:鉄電気石(ショール、スコール:Schorl)

を実際に標本として見ました。
いくつかは実物を見るのが初めてでしたが、
普段ルースや原石で見慣れているものが殆どでしたので、
確認する意味で石を手にとって見る…という感じでした。

 レクチャー後の試験は基準鉱物の中から5種類の石の肉眼鑑定を行い、
残りは○×で回答する方式でした。
肉眼鑑定の5種類の石はいずれも見慣れた種類の石でしたし、
○×の問題もレクチャーを受けた時に学んだ事でしたので比較的簡単でした。

 そのせいか、一応40分の試験時間があったのですが、
時間いっぱい使って回答していた人はほぼいなかったような気がします。
私も5~10分で出来上がり、早々に会場を後にしました。
なお、結果は2週間後に郵送されるという事なので、楽しみに待とうと思います。

 さて、今回の一連の試験で一緒に受けた方と知り合いになりました。
女性の方なのですが、やはり石に興味を持たれて
10月には京都に7級を受験すると話されていました。
もうひとかたは12月に東京で受験するかも・・というお話をされていました。

 私は京都も東京も遠いしどうしようかな~と考えていますが、
もし京都での試験が駄目でも来年名古屋で7級受験という手もあるので
いずれにしても7級は受けたいと思っています。

 しかし、試験というと普通は1人で行くと何もなく帰ってくる方が多いのですが、
今回は知り合いが出来て本当に”実”のあるものでした。
このきっかけが途切れないようにできたらよいな・・・と思います。

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optimist

小夜さんなら合格間違いないでしょう(*^_^*)。
通知が楽しみですね。

by optimist (2008-09-05 21:47) 

小夜

optimistさん、こんにちは^^力強いコメントありがとうございます。
結果は試験日から2週間後ということで
来週の土日あたりに合否の通知が来る計算ですが、どうなるでしょうか?
楽しみ半分どきどき半分というところです^^;

by 小夜 (2008-09-06 13:11) 

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