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糸魚川三昧 [雑記]

 先週は主人が休暇をとったので、あちこち出かけていました。
以前から時期になったら中津川の栗の里に栗拾いに行くという話はしていたので、
そのつもりでいたのですが、
蓋を開けてみたらびっくり・・・・。

何と行先は糸魚川の

フォッサマグナミュージアム

他、糸魚川の博物館巡りでした。

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 我が家から糸魚川まではかなり時間がかかります。
以前は国道を通り、小谷村経由で糸魚川に行かれたのですが、
現在の我が家からだと国道経由だと約5~6時間がかかるので、
今回は高速を使って行ってきました。

 フォッサマグナ(Fossa Magna)はラテン語で

大きな(magna)溝(fossa)

という意味で、ドイツ人地質学者のナウマン博士によって1886年に命名されました。
良く

フォッサマグナ=糸魚川-静岡構造線

という風に間違われますが、
実際にはこの糸魚川-静岡構造線はフォッサマグナの西側の境界で、
活断層となっています。
東側は新発田-小出構造線柏崎-千葉構造線の境界となっていて、
このそれぞれの構造線内の帯状地域がフォッサマグナと呼ばれています。

 ちなみに、このフォッサマグナの地域の中に、島状に取り残された地域があります。
それが関東山地です。
フォッサマグナははるか昔に海底火山から噴出した溶岩や火山灰、
陸地からの泥や砂が厚くたまった比較的新しい地層なのですが、
関東山地は以前からの古い岩石が分布する地域なのだそうです。

 ・・・ちょっと話が脱線しましたが、今回出かけたフォッサマグナミュージアムは
地球誕生に始まり地元の地形や産出鉱物等、
地球の歴史やフォッサマグナから産出される鉱物、
石等を知るのに大変良いと思います。

 特に圧巻なのは、世界で産出された鉱物や石と合わせて
地元で産出された翡翠の数々と、新鉱物です。
現在では採掘禁止となってしまった小滝や青海から
産出された翡翠の大きさに驚かされたり、
新潟石蓮華石糸魚川石など、地元で産出された新鉱物を見ながら
地球や自然の力に圧倒されました。

 このミュージアムの近くには青海自然史博物館という場所もあります。
こちらもフォッサマグナミュージアムと似たような石が展示されていますが、
青海地域の地質の特徴を知るのに良いかと思います。
せっかくだから・・・という事で足をのばしてみましたが、
フォッサマグナミュージアムよりも規模は小さいながら、見ごたえ十分です。

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↑ 本物かと思っていたらブロンズの勾玉でしたorz
 こんな大きな本物の翡翠の勾玉が飾られていたら心配で仕方ないか・・・^^;

 さて、博物館めぐりの後、帰路の途中で海岸に寄り
お約束の翡翠探しをしましたが、
分からないもんですね~(汗)

 博物館で川や海に流れ着いた翡翠の見つけ方が書かれていたので、
しっかり読んで翡翠拾いに臨んだのですが、
あまりにも似たような石がありすぎて、訳が分かりませんでしたorz
いくつか拾ってきたものの、今になって冷静に見ると翡翠じゃないですな・・・。
さすがに恥ずかしくてアップできませんわ^^;ゞ

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