蛍光する石はダイヤの代用品

　・・・ヘミモルファイト（異極鉱）の一件以降、
他の手持ちの石について自分で確実に分かる石は大丈夫なのですが、
あまり見かけない石については”大丈夫かな（ーー；）”と少々不安になります。
・・・そのような中で、本日お届けする石は

ダンビュライト（ダンブリ石）

です。
こちらは違うネットショップで購入したものですが、
何度も購入しているショップで今まで間違いが無かったですし、
ショップから”違う石です”メールが来ていませんので大丈夫かと思います。
（胸を張って言えない自分が情けないですがorz）



　ダンビュライトはヘミモルファイトやベスビアナイト（ベスブ石）と同じ
珪酸塩／ソロ珪酸塩の仲間です。
柱状の結晶でガラス光沢があるのでトパーズに似ていますが、
ダンビュライトの劈開（割れる方向）は不明瞭、
トパーズは底面に完全ということですので、その点で区別が出来るようです。
（余談ですが、トパーズは珪酸塩鉱物なのですがネソ珪酸塩グループに属し、
ジルコンやアンダリュサイト、シリマナイト、カイヤナイト等と仲間になります。）

　さて、ダンビュライトですが、昔はダイヤモンドの代用品として売買されていたようです。
確かに透明な石はぱっと見るとダイヤモンドのようにも見えます。
名前の由来はアメリカ・コネチカット州のDanburyという所で
最初に発見されたことに因んでいるようです。

　色は無色の他、黄色、灰色、ピンク、黄褐色、アンバー（琥珀色）等があり、
中には紫外線照射によって青～青紫色の蛍光を発するものがあるようです。
・・・ということで、手持ちのダンビュライトにブラックライトを当てて見ました。
何となく蛍光しているように見えるのですが、いかがでしょうか？



　蛍光する石と言うと、他にもフローライト（蛍石）やハックマナイト、
アダム鉱、アラゴナイト（霰石）等がありますが、
こうしてみると蛍光の強弱があるにしても綺麗ですよね。
以前アップしました蛍光前後のハックマナイトもアップしますね。

　

　・・・そういえば、このブログを書き始めた頃ハックマナイトについて書いた事があります。
その時はすっかりフローライトが蛍光する石である事は忘れているわ、
他にも蛍光する石があるとは思ってもいませんでした。
色々調べていくうちに他にも蛍光する石があると言うことを知り、
改めて自分の記憶も知識もいい加減だな～と実感しました。

　しっかりしたお話を書くためにも、
もっともっと色々勉強しなくちゃいけないと思いました。
これからも試行錯誤を繰り返しながら書いていきますが、
出来る限り正確なお話がお伝え出来る様に頑張りますので宜しくお願いします。
（・・・でも、おバカ話は相変わらずかもです？！＾＾；）