結果を待っている間に・・・ [天然石]
今日のお話を書く前に、まずは御礼のご挨拶を。
ゆるゆると好き勝手なことを書いているこのブログと
いまひとつピントが甘いフォトですが、５０００Ｈｉｔを超えることが出来ました。
これもひとえに当ブログやフォトに足を運んで下さっている皆様のおかげです。
本当に有難うございます。
これからも相変わらずマイペースで続けていく所存ですが、
宜しくお願いいたしますｍ（＿＿）ｍ
それでは今日もゆるゆると始めたいと思います。
過日違う石と発覚しましたヘミモルファイト（異極鉱）ですが、
本物がやってまいりましたので４月１日付”和名は異極鉱”にアップして
少々文章も加筆修正をしました。（・・・え、書いた日ってエイプリルフールだったのね・・・orz）
今度の石は図鑑で見たような雰囲気なのできっと大丈夫でしょう。
これでまた違うってなったらかなり凹みそうです・・・（ーー；）
さて、なんちゃってヘミモルファイトの石、
購入したショップさんで”鑑定結果が出たらご連絡します”というお話なのですが、
まだ結果が出ていないので勝手に予想してみました。
図鑑と謎の鉱物をにらめっこしながら見たのですが、アラゴナイトなのでは・・・？
（予想の当たりハズレは鑑定結果で判明ですね＾＾；）
よくアラゴナイトやカルサイトを染色してヘミモルファイトと言って販売している・・・
というお話をブログやフォトでお世話になっている方々から教えていただききました。
こうしたブログを書くようになってから色々な情報や知識をいただくようになり、
鉱物や石が大好きな方の知識の豊富さに感動しています。
本当に心強くて有難い事です。
さて、最初は間違いから始まりましたが、
せっかくだから・・・と言う事で本物ヘミモルファイトと一緒に
アラゴナイトもお迎えしました。
いや～、小さいながらも図鑑で見た柱状結晶の放射状結晶体で
非常～に可愛らしかったものですから・・・（*＾＾*ゞ
・・・と言う訳で、今日のお話は
アラゴナイト（Ａｒａｇｏｎｉｔｅ：霰石（あられ石））
です。
この石はカルサイト（方解石）と同じ炭酸カルシウムの鉱物（炭酸塩鉱物）ですが、
産出量はカルサイトよりも少ないそうです。
というのも、化学組成がカルサイトと同じＣａＣＯ３なのですが
アラゴナイトとして生成しても後に方解石に転移する傾向があるからだそうです。
（原子同士の繋がりが脆弱だから配列が変化してしまうようです。）
ちなみに、カルサイトとアラゴナイトの見分け方は結晶の形や劈開の方向、
産状等で比べると区別がつきやすいようです。
特に菱面体の劈開があるとカルサイト、無いとアラゴナイトだそうですので、
万が一採掘した際に分からなかったら割ってみるのも一つの手だと思います。
ところで、英名のアラゴナイトはスペインのアラゴンという
原産地の名前に由来しているそうです。・・・エラゴンではないです・・・
また、和名の霰石（あられ石）は細かい粒状に結晶化した石が
霰に似ている事に因んでいるようです。
・・・と言っても結晶の形は霰のような粒状のものから
鍾乳石状、放射状、繊維状の集合体だったり、
単結晶だと長短の柱状だったり、双晶になって六角柱状になったりと色々です。
また、色も白や無色、緑色、青色、赤色など様々な色調があるようです。
ちなみに我が家の石はくすんだオレンジというか明るい茶色というか・・・。
柱状の結晶の集合体になっています。
小さいので中途半端な放射状の集合体になっていますが、可愛らしいです。
この石は比較的地表に近くて温度の低い環境で生成するようですが、
洞窟の中で鍾乳石として産出されたり、温泉沈殿物として、
または鉱脈中の構成鉱物としても産出するようです。
特に、鉄鉱床中で菱鉄鉱に伴って珊瑚状の集合体を形成している場合は
”鉄の華”を意味する
フロスフェリ（Ｆｌｏｓ－ｆｅｒｒｉ）
と呼ばれます。
（日本だと”山珊瑚（山さんご）”と呼ばれています。）
また、チェコの温泉地ではまさしく霰のような形の粒状の霰石が発見され、
豆石とも呼ばれているそうです。・・・かわいい～＾＾
さてさて、なんちゃってヘミモルファイトですが、
何となくフロスフェリっぽいような感じがしないでもないのですが・・・。
しかし、綺麗な形だけどトゲトゲしているなぁ～。
本物のヘミモルファイトと並べてみたのですが冷静に見ると同じ石とは思えませぬ。
（実際にはヘミモルファイトはソロ珪酸塩の仲間で、アラゴナイトは炭酸塩鉱物の仲間ですし）
とりあえずは他の石たちを愛でつつ結果を待とうと思いますが、
でも、早く結果が出ないかなぁ。
・・・と呟いていたらお店から速達メール便が届きました。
開けてみると・・・おおっ！！（＠＠）・・・以下詳細につきましては後日！
（そ、そんなに引っ張らなくても良いのでは？![[あせあせ（飛び散る汗）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
）
ゆるゆると好き勝手なことを書いているこのブログと
いまひとつピントが甘いフォトですが、５０００Ｈｉｔを超えることが出来ました。
これもひとえに当ブログやフォトに足を運んで下さっている皆様のおかげです。
本当に有難うございます。
これからも相変わらずマイペースで続けていく所存ですが、
宜しくお願いいたしますｍ（＿＿）ｍ
それでは今日もゆるゆると始めたいと思います。
過日違う石と発覚しましたヘミモルファイト（異極鉱）ですが、
本物がやってまいりましたので４月１日付”和名は異極鉱”にアップして
少々文章も加筆修正をしました。（・・・え、書いた日ってエイプリルフールだったのね・・・orz）
今度の石は図鑑で見たような雰囲気なのできっと大丈夫でしょう。
これでまた違うってなったらかなり凹みそうです・・・（ーー；）
さて、なんちゃってヘミモルファイトの石、
購入したショップさんで”鑑定結果が出たらご連絡します”というお話なのですが、
まだ結果が出ていないので勝手に予想してみました。
図鑑と謎の鉱物をにらめっこしながら見たのですが、アラゴナイトなのでは・・・？
（予想の当たりハズレは鑑定結果で判明ですね＾＾；）
よくアラゴナイトやカルサイトを染色してヘミモルファイトと言って販売している・・・
というお話をブログやフォトでお世話になっている方々から教えていただききました。
こうしたブログを書くようになってから色々な情報や知識をいただくようになり、
鉱物や石が大好きな方の知識の豊富さに感動しています。
本当に心強くて有難い事です。
さて、最初は間違いから始まりましたが、
せっかくだから・・・と言う事で本物ヘミモルファイトと一緒に
アラゴナイトもお迎えしました。
いや～、小さいながらも図鑑で見た柱状結晶の放射状結晶体で
非常～に可愛らしかったものですから・・・（*＾＾*ゞ
・・・と言う訳で、今日のお話は
アラゴナイト（Ａｒａｇｏｎｉｔｅ：霰石（あられ石））
です。
この石はカルサイト（方解石）と同じ炭酸カルシウムの鉱物（炭酸塩鉱物）ですが、
産出量はカルサイトよりも少ないそうです。
というのも、化学組成がカルサイトと同じＣａＣＯ３なのですが
アラゴナイトとして生成しても後に方解石に転移する傾向があるからだそうです。
（原子同士の繋がりが脆弱だから配列が変化してしまうようです。）
ちなみに、カルサイトとアラゴナイトの見分け方は結晶の形や劈開の方向、
産状等で比べると区別がつきやすいようです。
特に菱面体の劈開があるとカルサイト、無いとアラゴナイトだそうですので、
万が一採掘した際に分からなかったら割ってみるのも一つの手だと思います。
ところで、英名のアラゴナイトはスペインのアラゴンという
原産地の名前に由来しているそうです。・・・エラゴンではないです・・・
また、和名の霰石（あられ石）は細かい粒状に結晶化した石が
霰に似ている事に因んでいるようです。
・・・と言っても結晶の形は霰のような粒状のものから
鍾乳石状、放射状、繊維状の集合体だったり、
単結晶だと長短の柱状だったり、双晶になって六角柱状になったりと色々です。
また、色も白や無色、緑色、青色、赤色など様々な色調があるようです。
ちなみに我が家の石はくすんだオレンジというか明るい茶色というか・・・。
柱状の結晶の集合体になっています。
小さいので中途半端な放射状の集合体になっていますが、可愛らしいです。
この石は比較的地表に近くて温度の低い環境で生成するようですが、
洞窟の中で鍾乳石として産出されたり、温泉沈殿物として、
または鉱脈中の構成鉱物としても産出するようです。
特に、鉄鉱床中で菱鉄鉱に伴って珊瑚状の集合体を形成している場合は
”鉄の華”を意味する
フロスフェリ（Ｆｌｏｓ－ｆｅｒｒｉ）
と呼ばれます。
（日本だと”山珊瑚（山さんご）”と呼ばれています。）
また、チェコの温泉地ではまさしく霰のような形の粒状の霰石が発見され、
豆石とも呼ばれているそうです。・・・かわいい～＾＾
さてさて、なんちゃってヘミモルファイトですが、
何となくフロスフェリっぽいような感じがしないでもないのですが・・・。
しかし、綺麗な形だけどトゲトゲしているなぁ～。
本物のヘミモルファイトと並べてみたのですが冷静に見ると同じ石とは思えませぬ。
（実際にはヘミモルファイトはソロ珪酸塩の仲間で、アラゴナイトは炭酸塩鉱物の仲間ですし）
とりあえずは他の石たちを愛でつつ結果を待とうと思いますが、
でも、早く結果が出ないかなぁ。
・・・と呟いていたらお店から速達メール便が届きました。
開けてみると・・・おおっ！！（＠＠）・・・以下詳細につきましては後日！
（そ、そんなに引っ張らなくても良いのでは？
）
まずは、本物の異極鉱が無事ついたこと、おめでとうございます。
件の石、染色したアラゴナイトという予想、当たってそうな気がします。しかし、アラゴナイトは産出形態が多くてなかなか形から予想するのが難しいですよね～。
ところで、速達メール便の中身が気になります。明日が楽しみです。
by optimist (2008-04-19 16:04)
ｏｐｔｉｍｉｓｔさん、いつも有難うございます。
やっと本物の異極鉱がやって来ました。
今度の石は図鑑で見たようなモコッとした石で間違いないですね。
ふ～、一安心です。
なんちゃって～の石は”ええ～（＠＠；）”という感じでした。
by 小夜 (2008-04-19 19:26)