ラザシンがやってきた [宝石・ジュエリー]
先週末から昨日まで予想外の展開ばかりでした。
主人が突然歩くのも大変な程、腰、左股関節、左膝が痛みだした為、
慌てて病院で診てもらったところ坐骨神経痛との診断結果。
とりあえずブロック注射をして貰ったものの完治には程遠い状態です。
・・・最悪出た骨を削る手術をしなければならないのですが、
来週再び病院に行くので、その時の状況（結果）待ちということで・・・。
そのような訳で、いつもなら２人で家庭菜園の植え付けをするところ、
私１人で頑張ってしまいました（＾＾；ゞ
しか～し、私も以前運動で腰と足、膝を痛めているので、
頑張ったしわ寄せが・・・・orz
だいぶ良くなりましたが、普段にも増して動作が緩慢な私（苦笑）
とりあえず野菜の植え付けは完了したのでほっと一安心です。
さて、そのような訳で暫くお休みしていましたが、
低空飛行なテンションなものの、頑張って書きたいと思います。
今日は噂の（？）ラザシンの画像のアップと
アンデシン（Ａｎｄｅｓｉｎｅ：中性長石）
のお話です。
アンデシンは中性長石と言う名前の通り、長石（フェルドスパー）の仲間です。
そして、長石の中でも斜長石の仲間になります。
この斜長石にはオリゴクレース（灰曹長石）、ラブラドライト（曹灰長石）、
バイトウナイト（亜灰長石）、アノーサイト（灰長石）がありますが、
アノーサイトを除く他の石は化学組成に幅があります。
オリゴクレースはＡｂ９０Ａｎ１０～Ａｂ７０Ａｎ３０
ラブラドライトはＡｂ５０Ａｎ５０～Ａｂ３０Ａｎ７０
バイトウナイトはＡｂ３０Ａｎ７０～Ａｂ１０Ａｎ９０
という幅のある化学組成を持っていますが、
アンデシンもこれらの石同様
Ａｂ７０Ａｎ３０～Ａｂ５０Ａｎ５０
という幅のある化学組成となっています。
斜長石の仲間は化学組成を見てもお分かりの通り、
ＡｂとＡｎの含有率によって分類されています。
・・・これらの石は化学組成以外には本質的な相違は無いそうで、
そんな事からも見間違いが起きても不思議ではないのかも・・・と思います。
目に見えて明らかに違う特徴があれば分かりますが、
見分けが付かずに不安な場合は鑑別などを行うのが良いのかもしれませんね。
一番はお店がしっかりした鑑別を行って販売してくれれば良いのですが・・・。
さて、肝心なアンデシンですが、特に安山岩中に含まれる
ナトリウムとカルシウムのアルミノ珪酸塩鉱物です。
斜長石固溶体系列の中間の組成を持っているので
和名では”中性長石”と呼ばれます。
そんなアンデシンは通常白色や灰色を呈しています。
図鑑で見てもどこにでもあるありふれた雰囲気の石のように見えますが、
時々赤色系のルースやジュエリーなどを見かけることがあります。
また、カラーチェンジするタイプのアンデシンも見かけることがあります。
いずれにしても、このような透明感のあるアンデシンは
いわゆるレアものとしてコレクターの間では垂涎の的なのだそうです。
私が最初にアンデシンと出会ったのは画像のような透明石でしたので、
これが普通だと思っていました。
最初に目にしたアンデシンが鉱物としてのアンデシンだったら
また違った印象を持ったのでしょうね。
さて、タイトルにもなりましたラザシンですが、
ついついお迎えしてしまいました（汗） どうしても気になったものですから・・・・。
お店の謳い文句では
サンストーンとラブラドライトの中間の性質を持つ石
という事なのですが、
これを素直に取るとアンデシンの様な気がしてならないのです。 ・・・想像の域ですが・・・。
でも、名前を見るとアンデシンとラブラドライトを足して２で割ったような雰囲気。
一体この石は？と首をかしげてしまいます。
鑑別すれば結果は歴然なんですけれども・・・（ーー；）
しかし、全体的にネットショップなどを見ていると、
品物に対する詳細情報が少ないですよね。
・・・特にジュエリー関係は石についての情報が限りなく少ないと。
名称、産地がしっかり掲載しているお店は稀なので、
購入時にはお店の曖昧な情報を信じるしかないと言うのが少々辛い所です。
お店も仕入先の話を鵜呑みにしている部分があるから
曖昧な説明になってしまうのでしょうが、
お店の信用のためにも石の身元をしっかり分かった上で販売して欲しいし、
情報をしっかり伝えて欲しいな・・・と思います。
・・・でも、それをしてしまったら利益が上がらないのか・・・？
改ざんや偽造が無い事を前提に、
名前・産地の他に化学組成、加熱・非加熱（加熱なら処理方法も）か
まで表示して貰えたらより安心して購入できそうな気がします。
主人が突然歩くのも大変な程、腰、左股関節、左膝が痛みだした為、
慌てて病院で診てもらったところ坐骨神経痛との診断結果。
とりあえずブロック注射をして貰ったものの完治には程遠い状態です。
・・・最悪出た骨を削る手術をしなければならないのですが、
来週再び病院に行くので、その時の状況（結果）待ちということで・・・。
そのような訳で、いつもなら２人で家庭菜園の植え付けをするところ、
私１人で頑張ってしまいました（＾＾；ゞ
しか～し、私も以前運動で腰と足、膝を痛めているので、
頑張ったしわ寄せが・・・・orz
だいぶ良くなりましたが、普段にも増して動作が緩慢な私（苦笑）
とりあえず野菜の植え付けは完了したのでほっと一安心です。
さて、そのような訳で暫くお休みしていましたが、
低空飛行なテンションなものの、頑張って書きたいと思います。
今日は噂の（？）ラザシンの画像のアップと
アンデシン（Ａｎｄｅｓｉｎｅ：中性長石）
のお話です。
アンデシンは中性長石と言う名前の通り、長石（フェルドスパー）の仲間です。
そして、長石の中でも斜長石の仲間になります。
この斜長石にはオリゴクレース（灰曹長石）、ラブラドライト（曹灰長石）、
バイトウナイト（亜灰長石）、アノーサイト（灰長石）がありますが、
アノーサイトを除く他の石は化学組成に幅があります。
オリゴクレースはＡｂ９０Ａｎ１０～Ａｂ７０Ａｎ３０
ラブラドライトはＡｂ５０Ａｎ５０～Ａｂ３０Ａｎ７０
バイトウナイトはＡｂ３０Ａｎ７０～Ａｂ１０Ａｎ９０
という幅のある化学組成を持っていますが、
アンデシンもこれらの石同様
Ａｂ７０Ａｎ３０～Ａｂ５０Ａｎ５０
という幅のある化学組成となっています。
斜長石の仲間は化学組成を見てもお分かりの通り、
ＡｂとＡｎの含有率によって分類されています。
・・・これらの石は化学組成以外には本質的な相違は無いそうで、
そんな事からも見間違いが起きても不思議ではないのかも・・・と思います。
目に見えて明らかに違う特徴があれば分かりますが、
見分けが付かずに不安な場合は鑑別などを行うのが良いのかもしれませんね。
一番はお店がしっかりした鑑別を行って販売してくれれば良いのですが・・・。
さて、肝心なアンデシンですが、特に安山岩中に含まれる
ナトリウムとカルシウムのアルミノ珪酸塩鉱物です。
斜長石固溶体系列の中間の組成を持っているので
和名では”中性長石”と呼ばれます。
そんなアンデシンは通常白色や灰色を呈しています。
図鑑で見てもどこにでもあるありふれた雰囲気の石のように見えますが、
時々赤色系のルースやジュエリーなどを見かけることがあります。
また、カラーチェンジするタイプのアンデシンも見かけることがあります。
いずれにしても、このような透明感のあるアンデシンは
いわゆるレアものとしてコレクターの間では垂涎の的なのだそうです。
私が最初にアンデシンと出会ったのは画像のような透明石でしたので、
これが普通だと思っていました。
最初に目にしたアンデシンが鉱物としてのアンデシンだったら
また違った印象を持ったのでしょうね。
さて、タイトルにもなりましたラザシンですが、
ついついお迎えしてしまいました（汗） どうしても気になったものですから・・・・。
お店の謳い文句では
サンストーンとラブラドライトの中間の性質を持つ石
という事なのですが、
これを素直に取るとアンデシンの様な気がしてならないのです。 ・・・想像の域ですが・・・。
でも、名前を見るとアンデシンとラブラドライトを足して２で割ったような雰囲気。
一体この石は？と首をかしげてしまいます。
鑑別すれば結果は歴然なんですけれども・・・（ーー；）
しかし、全体的にネットショップなどを見ていると、
品物に対する詳細情報が少ないですよね。
・・・特にジュエリー関係は石についての情報が限りなく少ないと。
名称、産地がしっかり掲載しているお店は稀なので、
購入時にはお店の曖昧な情報を信じるしかないと言うのが少々辛い所です。
お店も仕入先の話を鵜呑みにしている部分があるから
曖昧な説明になってしまうのでしょうが、
お店の信用のためにも石の身元をしっかり分かった上で販売して欲しいし、
情報をしっかり伝えて欲しいな・・・と思います。
・・・でも、それをしてしまったら利益が上がらないのか・・・？
改ざんや偽造が無い事を前提に、
名前・産地の他に化学組成、加熱・非加熱（加熱なら処理方法も）か
まで表示して貰えたらより安心して購入できそうな気がします。
更新が無かったので、何かあったのかな～と心配しておりました。ご主人は心配ですね。
by optimist (2008-05-22 22:17)
ｏｐｔｉｍｉｓｔさん、ご心配いただき有難うございます。
主人はまだ左足が痛む状態で
（特に長時間静かにしていた後に動き出す時が痛いようです。）
職場も２３０歩で到着するものの、朝だけ送っていってます。
（帰りは連絡がある時だけお迎えに行っています。）
痛さは本人しか分からないので、見ているだけの自分が歯がゆいです。
by 小夜 (2008-05-23 09:08)