濃い色よりも淡い色

　ずっとアメシストについて書いていましたが、今日は一区切りという事で。
アメシストは深い紫か濃い紫に赤みを含んだものが高価だと言われていますが、
最近はラベンダーカラーやピンクの入った
淡い紫色のアメシストを見かけるようになりました。

　アメシストの紫色は水晶の珪素が鉄に置き換わったことに起因していますが、
鉄の含有量によって淡い色になったり濃い色になったりします。
多分濃い色のアメシストを基準にすると
淡い色のアメシストはあまり価値が高くないのかもしれません。

　

　でも、色の好みはそれぞれですので、
自分好みの色を見つけて身に付ける事が
石にとっても自分にとっても一番良いのではないかな・・・と思ったりします。

　今までジュエリー関係の方々とお会いしてお話した中で、
共通して仰っていたことがありました。

最後は身に付ける人の好み（フィーリング）で決まる

という事です。
デザインしかり、石の色しかりなのですが、
いくら周りで勧めても身に付ける人が納得できなければ意味が無い。
やはり最後は身に付ける人のフィーリングが大切なのだ･･･という事でしょうか？
考えればごく当たり前の事なのですが、重みのある言葉だと思います。

　ジュエリーを身に付けるということは自己表現でもあり、
ある意味自己満足もあるんですよね。
でも、どうせなら自分が納得したものを身に付けた時、
それを見た周りの人達も納得してくれたならこれほど嬉しい事は無いと思います。
・・・ただ、自分の好み＝自分に似合うとは限らないのが難しいところです（汗）

　自分も回りも納得のジュエリーをさり気なく身に付ける人って凄いなと思います。
自分もそんな風になりたいものですわ（＾＾）
・・・いつになったらなれるのか？！