・・・間違えました・・・orz [ルース]
金曜日にアップした２枚の画像。
当初は双方サードニクス・・・という事でアップしたのですが、
アゲートとサードニクスの縞の違いを書いていながら気が付きませんでした（汗）
・・・で、頂いたコメントにレスをつけつつ何気に再度画像を見たのですが、
どう見てもルースはサードニクスじゃない･･･と言う事に気が付きました。
ちなみに、このルースはオークションで落札したものなので、
過去のオークションデータを引っ張り出したところ、
赤縞めのう
としっかり書かれていました・・・。
す、すみませんっ、大変失礼しました。
サードニクスだと思った方、
”サードニクスって言ってるけど、めのうじゃない？”と疑問に思った方、
紛らわしい間違いをしてすみませんでした。
改めて２枚の画像をアップしましたが、確かに縞の状態が違いますよね。
ルースはゆるやかな曲線を描いていますし、ピアスは直線的な縞模様です。
これほどはっきり特徴が出ている２つの石を持っているのにも関わらず・・・・。
本当にトホホですよねorz
・・・間違えてしまってかなりお恥ずかしいのですが、
今日は恥ずかしいついでに、せっかくですので
アゲート（Ａｇａｔｅ：めのう）
のお話を書きたいと思います。
アゲートというと聞き慣れないかもしれませんが、
めのうなら皆さんも聞き慣れていらっしゃるのではないかと思います。
比較的ありふれた半貴石なのですが、
ここ数日書いてきた石と同じくカルセドニーの仲間です。
通常、同心円状の縞状構造が特徴なのですが、
苔めのう（モスアゲート）の様に縞模様が無く、
褐色、黒色、緑色の苔や樹木の様な包有物を持つものもあります。
（褐色の包有物を持つものはモカストーンとも呼ばれます。）
これらは有機物ではなく鉄やマンガンの酸化物や、緑泥石である事が多いです。
これらの種類には
＊ インディアンモスアゲート（緑色の苔の様なデンドライトを含む）
＊ スウィートウォーターアゲート
（アメリカ・ワイオミング州のスウィートウォーター河地域から産出、
黒色のデンドライトを含む）
等があります。
一方縞のあるめのうは
＊ フォーティフィケーションアゲート
（角ばった輪郭を持つ縞めのう。ブラジリアンアゲートが典型的）
＊ ボツワナアゲート（アフリカで産出、白黒の縞模様を持つ）
＊ メキシカンレース
（クレイジーレースとも呼ばれ、細かな同心円状模様と豊かな色調が特徴）
＊ ブルーレースアゲート
（南アフリカが産地で、無色の層と淡青色の層が細かく互層）
＊ ファイアーアゲート
（赤鉄鉱の含有により赤褐色を呈している。研磨面は虹色の色調を見せる）
等があります。
モスアゲートはシリカを含む水溶液の沈殿と共に包有物が成長したものや、
沈殿後に包有物が成長し形成されたものであり、
縞めのうはシリカを含む水溶液が沈殿を繰り返し層を作ります。
（中には鉄の化合物などの水溶液の物質を取り込み、着色される事もあります。）
いずれも長～い時間をかけて沈殿して出来るのですが、
途中の過程で縞瑪瑙になるかモスアゲートになるかが決まるのですね。
ところで、めのうは漢字だと瑪瑙と書きますが、
これは石の外観が馬の脳に似ていたために付けられたそうです。
馬の脳も石の外観も見たことが無いのでなんともいえませんが、
人間の脳と似ているのでしょうか？ーー；
・・・ちょっと想像したくないかも・・・・です（汗）
また、英名のアゲート（Ａｇａｔｅ）はギリシャ語のａｃｈａｔｅｓに由来しているそうです。
イタリアのシチリア島に流れるアチヤテス川でめのうがとられた為といわれていますが、
産出地としてはドイツのイダール＝オーベルシュタインが有名です。
ただ、この地域では１５４８年から採掘されていたものの１９００年以降は枯渇した為
ウルグアイや、ブラジルの大規模鉱床から輸出されているそうです。
（モスアゲートはインドのヒンダスタン地域、中国、アメリカで産出されるそうです。）
さて、めのうはスライスして販売される事が多いのですが、
この本来の縞をより綺麗に鮮やかに見せるために染色される事が多いようです。
もともとカルセドニーは比較的多孔質（多数の細孔をもつこと）なので、
染色しやすいようです。
時々見かけるピンク色や緑色、青色などは間違いなく染色されていると言っても
間違いが無いかと思います。
こうしためのうをみると”自然でも十分綺麗なのになぁ・・・”と思いますが・・・。
当初は双方サードニクス・・・という事でアップしたのですが、
アゲートとサードニクスの縞の違いを書いていながら気が付きませんでした（汗）
・・・で、頂いたコメントにレスをつけつつ何気に再度画像を見たのですが、
どう見てもルースはサードニクスじゃない･･･と言う事に気が付きました。
ちなみに、このルースはオークションで落札したものなので、
過去のオークションデータを引っ張り出したところ、
赤縞めのう
としっかり書かれていました・・・。
す、すみませんっ、大変失礼しました。
サードニクスだと思った方、
”サードニクスって言ってるけど、めのうじゃない？”と疑問に思った方、
紛らわしい間違いをしてすみませんでした。
改めて２枚の画像をアップしましたが、確かに縞の状態が違いますよね。
ルースはゆるやかな曲線を描いていますし、ピアスは直線的な縞模様です。
これほどはっきり特徴が出ている２つの石を持っているのにも関わらず・・・・。
本当にトホホですよねorz
・・・間違えてしまってかなりお恥ずかしいのですが、
今日は恥ずかしいついでに、せっかくですので
アゲート（Ａｇａｔｅ：めのう）
のお話を書きたいと思います。
アゲートというと聞き慣れないかもしれませんが、
めのうなら皆さんも聞き慣れていらっしゃるのではないかと思います。
比較的ありふれた半貴石なのですが、
ここ数日書いてきた石と同じくカルセドニーの仲間です。
通常、同心円状の縞状構造が特徴なのですが、
苔めのう（モスアゲート）の様に縞模様が無く、
褐色、黒色、緑色の苔や樹木の様な包有物を持つものもあります。
（褐色の包有物を持つものはモカストーンとも呼ばれます。）
これらは有機物ではなく鉄やマンガンの酸化物や、緑泥石である事が多いです。
これらの種類には
＊ インディアンモスアゲート（緑色の苔の様なデンドライトを含む）
＊ スウィートウォーターアゲート
（アメリカ・ワイオミング州のスウィートウォーター河地域から産出、
黒色のデンドライトを含む）
等があります。
一方縞のあるめのうは
＊ フォーティフィケーションアゲート
（角ばった輪郭を持つ縞めのう。ブラジリアンアゲートが典型的）
＊ ボツワナアゲート（アフリカで産出、白黒の縞模様を持つ）
＊ メキシカンレース
（クレイジーレースとも呼ばれ、細かな同心円状模様と豊かな色調が特徴）
＊ ブルーレースアゲート
（南アフリカが産地で、無色の層と淡青色の層が細かく互層）
＊ ファイアーアゲート
（赤鉄鉱の含有により赤褐色を呈している。研磨面は虹色の色調を見せる）
等があります。
モスアゲートはシリカを含む水溶液の沈殿と共に包有物が成長したものや、
沈殿後に包有物が成長し形成されたものであり、
縞めのうはシリカを含む水溶液が沈殿を繰り返し層を作ります。
（中には鉄の化合物などの水溶液の物質を取り込み、着色される事もあります。）
いずれも長～い時間をかけて沈殿して出来るのですが、
途中の過程で縞瑪瑙になるかモスアゲートになるかが決まるのですね。
ところで、めのうは漢字だと瑪瑙と書きますが、
これは石の外観が馬の脳に似ていたために付けられたそうです。
馬の脳も石の外観も見たことが無いのでなんともいえませんが、
人間の脳と似ているのでしょうか？ーー；
・・・ちょっと想像したくないかも・・・・です（汗）
また、英名のアゲート（Ａｇａｔｅ）はギリシャ語のａｃｈａｔｅｓに由来しているそうです。
イタリアのシチリア島に流れるアチヤテス川でめのうがとられた為といわれていますが、
産出地としてはドイツのイダール＝オーベルシュタインが有名です。
ただ、この地域では１５４８年から採掘されていたものの１９００年以降は枯渇した為
ウルグアイや、ブラジルの大規模鉱床から輸出されているそうです。
（モスアゲートはインドのヒンダスタン地域、中国、アメリカで産出されるそうです。）
さて、めのうはスライスして販売される事が多いのですが、
この本来の縞をより綺麗に鮮やかに見せるために染色される事が多いようです。
もともとカルセドニーは比較的多孔質（多数の細孔をもつこと）なので、
染色しやすいようです。
時々見かけるピンク色や緑色、青色などは間違いなく染色されていると言っても
間違いが無いかと思います。
こうしためのうをみると”自然でも十分綺麗なのになぁ・・・”と思いますが・・・。
ドンマイｗ
この手の間違いは、私もやってそうです。
まあ、誰かが指摘してくれればラッキー位の気持ちで居た方が良いですよｗ
by optimist (2008-07-07 14:15)
ｏｐｔｉｍｉｓｔさん、こんばんは。
温かいコメント有難うございます。
いや～、書いている時に気が付かないなんて、私って・・・－－；
もし、今後もこんなポカがありましたら、是非ともご指摘お願いします。
（いや、こういうことが無いようにしっかりせねば・・・＾＾；）
by 小夜 (2008-07-07 21:39)