光る・・・はずのアダム鉱 [天然石]
東急ハンズって何でも売っていて凄いな~と感じたのは
鉱物が販売されているのを見た時です。
ほぼ1箇所で用が足りてしまう勢いの品揃えもびっくりですが、
まさか鉱物まで販売しているとは・・・。
こんなお店が我が家の近くにあれば非常に有難いのですが、
田舎でコスパも悪いので絶対出来ないだろうなぁ・・・。
・・・と言う事で、大都会に旅行で出かけると必ず足を運び、
チェックをしてくるお店の1つとなっています。
そんなお店で見つけて購入した石はいくつかありますが、
その中の1つがこちらの
アダム鉱(Adamite)
です。
しっかりしたケースに入っている鉱物を購入する事は殆ど無いのですが、
このアダム鉱はしっかりしたケースに入っていました。
”高いだろうな~”という第一印象に反してリーズナブルなお値段。
それに、小さいながらも綺麗な結晶形に惹かれて購入しました。
ちなみに、アダム鉱は亜鉛の砒酸塩水酸化鉱物で、
化学組成はZn3(AsO4)(OH)。
亜鉛と砒素を含む金属鉱床の酸化帯に産する二次鉱物で、
褐鉄鉱やスコロド石、ヘミモルファイトやスミソナイト等と
共産される事が多い鉱物です。
名前の由来は最初に研究用標本を発見したフランスの鉱物学者
G.アダムに因んで命名されました。
色は無色、黄緑色、黄色、ピンクやスミレ色などを呈しますが、
銅が含まれていると含まれる割合によって黄色~緑色、
コバルトが含まれているとピンクやスミレ色になります。
(無色や白色は稀です。)
資源鉱物としても飾り石としても経済的な価値はないものの、
色が鮮やかで光沢がある為にコレクターには人気の鉱物となっているそうです。
結晶の形は柱状や板状で、それらが球状、バラの花弁状、
放射線状、腎臓状の集合体になる事があります。
熱に弱く、炎に当てると溶けてしまうという特徴を持っています。
ちなみに、このアダム鉱は蛍光性がある鉱物として有名です。
ただ、銅などを含む変種には蛍光しないものもあり、
蛍光の有無は他の蛍光性鉱物同様産地によって異なります。
・・・同じ鉱物でも必ずしも蛍光するとは限らないのですね・・・。
そのような話を踏まえ、我が家のアダム鉱物にブラックライトを当ててみました。
結果は以下のとおりです。
・・・何か蛍光しているのかどうか訳の分からない状態ですな(ーー;)
ケースには化学組成や産地等が丁寧に書かれていますが、
そこには
短波紫外線で淡い黄色い蛍光
と書かれています。
確か紫外線には短波、中波、長波とあって、ブラックライトは長波紫外線。
これでは黄色い蛍光が見えないのではないかと・・・。
画像では仄か~に淡い黄色に見えなくもないのですが、
果たしてこれを蛍光と呼んでよいのか悩むところです。
さて、アダム鉱の美しい結晶標本はチリのチャナルシードをはじめとして、
ナミビアのツメブ、メキシコのマピーミ、ドイツのライヒェンバッハ等から産出されます。
我が家のアダム鉱物はメキシコのマピーミ産(Mina Ojuela,Mapimi,Durango,Mexico)。
綺麗だな~と惹かれた訳が後になって分かった自分です。
鉱物が販売されているのを見た時です。
ほぼ1箇所で用が足りてしまう勢いの品揃えもびっくりですが、
まさか鉱物まで販売しているとは・・・。
こんなお店が我が家の近くにあれば非常に有難いのですが、
田舎でコスパも悪いので絶対出来ないだろうなぁ・・・。
・・・と言う事で、大都会に旅行で出かけると必ず足を運び、
チェックをしてくるお店の1つとなっています。
そんなお店で見つけて購入した石はいくつかありますが、
その中の1つがこちらの
アダム鉱(Adamite)
です。
しっかりしたケースに入っている鉱物を購入する事は殆ど無いのですが、
このアダム鉱はしっかりしたケースに入っていました。
”高いだろうな~”という第一印象に反してリーズナブルなお値段。
それに、小さいながらも綺麗な結晶形に惹かれて購入しました。
ちなみに、アダム鉱は亜鉛の砒酸塩水酸化鉱物で、
化学組成はZn3(AsO4)(OH)。
亜鉛と砒素を含む金属鉱床の酸化帯に産する二次鉱物で、
褐鉄鉱やスコロド石、ヘミモルファイトやスミソナイト等と
共産される事が多い鉱物です。
名前の由来は最初に研究用標本を発見したフランスの鉱物学者
G.アダムに因んで命名されました。
色は無色、黄緑色、黄色、ピンクやスミレ色などを呈しますが、
銅が含まれていると含まれる割合によって黄色~緑色、
コバルトが含まれているとピンクやスミレ色になります。
(無色や白色は稀です。)
資源鉱物としても飾り石としても経済的な価値はないものの、
色が鮮やかで光沢がある為にコレクターには人気の鉱物となっているそうです。
結晶の形は柱状や板状で、それらが球状、バラの花弁状、
放射線状、腎臓状の集合体になる事があります。
熱に弱く、炎に当てると溶けてしまうという特徴を持っています。
ちなみに、このアダム鉱は蛍光性がある鉱物として有名です。
ただ、銅などを含む変種には蛍光しないものもあり、
蛍光の有無は他の蛍光性鉱物同様産地によって異なります。
・・・同じ鉱物でも必ずしも蛍光するとは限らないのですね・・・。
そのような話を踏まえ、我が家のアダム鉱物にブラックライトを当ててみました。
結果は以下のとおりです。
・・・何か蛍光しているのかどうか訳の分からない状態ですな(ーー;)
ケースには化学組成や産地等が丁寧に書かれていますが、
そこには
短波紫外線で淡い黄色い蛍光
と書かれています。
確か紫外線には短波、中波、長波とあって、ブラックライトは長波紫外線。
これでは黄色い蛍光が見えないのではないかと・・・。
画像では仄か~に淡い黄色に見えなくもないのですが、
果たしてこれを蛍光と呼んでよいのか悩むところです。
さて、アダム鉱の美しい結晶標本はチリのチャナルシードをはじめとして、
ナミビアのツメブ、メキシコのマピーミ、ドイツのライヒェンバッハ等から産出されます。
我が家のアダム鉱物はメキシコのマピーミ産(Mina Ojuela,Mapimi,Durango,Mexico)。
綺麗だな~と惹かれた訳が後になって分かった自分です。
短波、長波気切り替えできるブラックライトもあるようですが、高いんですよね~。
by optimist (2008-07-11 23:22)
optimistさんの仰るとおり、切り替えブラックライトってあるんですよね。
”こりゃ便利だ♪”と思ってお値段を見たら・・・・orz
私が見たのは設置式でしたが、ハンディータイプも高いでしょうね~(ーー;)
by 小夜 (2008-07-12 10:00)