アマゾン河とアマゾナイトの関係 [ルース]
ここ暫く考えるだけで頭が重くなるようなお話を書いてきましたが、
今日はいつもどおりに書きたいと思います。
さて、今日の主役は青緑色の
マイクロクリン(Microrline:微斜長石)
のお話です。
この色のマイクロクリンは南米のアマゾン河にちなんで
アマゾンストーンあるいはアマゾナイト(Amazonite:天河石)
と呼ばれています。
和名の通り長石グループで、その中でも
アノーソクレース(曹微斜長石)やオーソクレース(正長石)
と同じアルカリ長石の仲間です。
化学組成はKAlSi3O8で硬度が6~6.5、
最も広く分布し産出される長石の1つで、
窯業の原料やマイルドな研磨剤として利用されています。
前述のオーソクレースと並び主要な
カリウムとアルミニウムの珪酸塩鉱物(アルミノ珪酸鉱物)の1つ
です。
色については青緑色の他に無色、白色、クリーム色、サーモンピンク、
赤色等が存在しています。(青緑の要因は微量な鉛によります。)
ちなみに、名前の由来は”僅かに傾いた”という意味のギリシャ語に因んでいます。
・・・というのも、この石は劈開が二方向なのですが、
その劈開面の角度が微妙に直角からずれているからなのだそうです。
さて、本題のアマゾナイトはカボションカットにされて宝飾品になります。
また、時としてカービングを施されることもあります。
・・・我が家のアマゾナイトはカボションカットと三角形のカボションカット(?)
そして羽根のカービングがあります。
宝石品質のものはロシアのウラル産地のイルメン、
アメリカ・コロラド州のパイクスピーク、
そしてブラジルのミナスジェライス州から産出されます。
また、鉱物の標本としてすばらしいものが産出される地域は
イタリアのバベノ、アメリカのサウスダコタ州やニューメキシコ州等があります。
ところで、アマゾンストーン(アマゾナイト)はアマゾン河に因んでいると書きましたが、
実際のところアマゾン河流域にこのアマゾナイトの鉱床は見つかっていないそうです。
河の水の色に似ていたからなのか、それとも他に理由があったのか?
・・・いまひとつ分かりません(汗)
また、アマゾナイトの和名である天河石(てんがせき)の由来に関しては
石の様子が天の川に似ているからではないか・・・という話がありますが、
こちらも確実な理由はいまひとつ分かりません・・・・orz
今日はいつもどおりに書きたいと思います。
さて、今日の主役は青緑色の
マイクロクリン(Microrline:微斜長石)
のお話です。
この色のマイクロクリンは南米のアマゾン河にちなんで
アマゾンストーンあるいはアマゾナイト(Amazonite:天河石)
と呼ばれています。
和名の通り長石グループで、その中でも
アノーソクレース(曹微斜長石)やオーソクレース(正長石)
と同じアルカリ長石の仲間です。
化学組成はKAlSi3O8で硬度が6~6.5、
最も広く分布し産出される長石の1つで、
窯業の原料やマイルドな研磨剤として利用されています。
前述のオーソクレースと並び主要な
カリウムとアルミニウムの珪酸塩鉱物(アルミノ珪酸鉱物)の1つ
です。
色については青緑色の他に無色、白色、クリーム色、サーモンピンク、
赤色等が存在しています。(青緑の要因は微量な鉛によります。)
ちなみに、名前の由来は”僅かに傾いた”という意味のギリシャ語に因んでいます。
・・・というのも、この石は劈開が二方向なのですが、
その劈開面の角度が微妙に直角からずれているからなのだそうです。
さて、本題のアマゾナイトはカボションカットにされて宝飾品になります。
また、時としてカービングを施されることもあります。
・・・我が家のアマゾナイトはカボションカットと三角形のカボションカット(?)
そして羽根のカービングがあります。
宝石品質のものはロシアのウラル産地のイルメン、
アメリカ・コロラド州のパイクスピーク、
そしてブラジルのミナスジェライス州から産出されます。
また、鉱物の標本としてすばらしいものが産出される地域は
イタリアのバベノ、アメリカのサウスダコタ州やニューメキシコ州等があります。
ところで、アマゾンストーン(アマゾナイト)はアマゾン河に因んでいると書きましたが、
実際のところアマゾン河流域にこのアマゾナイトの鉱床は見つかっていないそうです。
河の水の色に似ていたからなのか、それとも他に理由があったのか?
・・・いまひとつ分かりません(汗)
また、アマゾナイトの和名である天河石(てんがせき)の由来に関しては
石の様子が天の川に似ているからではないか・・・という話がありますが、
こちらも確実な理由はいまひとつ分かりません・・・・orz
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