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ミスティックなロンドン [宝石・ジュエリー]

 今日はトパーズはトパーズでもインペリアル(OHタイプ)ではなく、
Fタイプのトパーズのお話です。・・・第三楽章まで続かなかったですな・・・。

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 さて、このFタイプですが、トパーズの大半がこのFタイプなのだそうです。
極端な分け方かも知れませんが、大まかにはシェリーカラーやピンクがOH、
(パキスタン産のピンクトパーズにはFタイプが混ざっていると言う報告があるそうです。)
それ以外がFタイプということになるのでしょうか?
そう考えると分かり易いですよね。

 画像をアップしたロンドンブルートパーズと呼ばれるものはFタイプですが、
ブルーカラーは無色のトパーズに放射線照射を施したものが多いそうです。
良く見かけるロンドンブルーインディゴブルー
スイスブルーなどのブルー系トパーズは人工色なのですね。

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↑ 放射線照射前の石ってこんな感じなのかしら?・・・

 ではナチュラルのブルートパーズは無いのか?という話になりますが、
非常に少ないもののあるにはあるようです。
ただ、画像の様な濃いブルーではなく、ライトブルーだとの事です。
ナチュラルブルーの色の起因は地中の自然放射線によるものだそうなので、
ライトブルーというと人工の放射線照射よりもマイルドということなのでしょうか?(^^;?
一度ナチュラルなブルートパーズにお目にかかってみたいものですわ(^^)

 ところで、トパーズの大半を占めているFタイプですが、
実は長時間光にさらすと褪色する傾向があるそうです。
石によって褪色する時間が違うようですが、
ジュエリーとしてはあまり適さないと聞き少々残念に思いました。

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 結構ロンドンブルートパーズは深みのある渋めのブルーが好きなのですが、
あまり頻繁に身に付けちゃいけないのかな~と思ったりして。
お日さまを避けて室内とか曇天なら良いかしら?
しかし、長く身に付ける為には石の様々な特徴に注意しないといけないですね。
物を言わないから身に付ける側で気をつけてあげないと・・・。

 そういえば、最近ミスティックトパーズサンセットトパーズ等の
色彩豊かなミスティック系トパーズを良く見かけるようになりましたが、
これらの石はチタニウムなどの金属を蒸着させて作られています。
ミスティック系も褪色しやすいのでしょうか?
・・・それとも蒸着させた金属が剥げるのでしょうか?

 もし、長い目で見て褪色をするのなら気をつけないといけないし、
剥げるとしたらあまりヘビーに使ってはいけないですよね。
いずれにしても、全体的に見てトパーズは繊細な石なんだと
ブログを書きながら実感しました。

 ・・・実は、ミスティック系というと一時期ハマったことがありました。
次から次へと登場する様々なカラフルトパーズに思わず目を奪われたのですが、
あまりにも種類が豊富なので挫折しましたorz ・・・種類多すぎっす・・・・[たらーっ(汗)]
現在もまだまだ新しいミスティック系トパーズが登場しているのですが、
”ほ~、こんな色が登場したんだ”位で落ち着いていますわ。

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