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海の青・空の青 [ルース]

 ・・・昨日何気なくテレビを見ていたら人間の祖先について話をしていました。
一般的学説では一番の起源はホヤだという説が多いようですが、
実は今も存在するナメクジウオが一番の起源だと言う説が有力になったようです。
ナメクジウオがどうやって人間にたどり着くのか? ・・・・想像がつきません[たらーっ(汗)]
でも、石と同様長~~~~~い年月をかけて進化してきたのでしょうね。

 さて、今日は

カルセドニー(Chalcedony:玉髄)

のお話です。
ジャスパーは非常に細かい結晶が集まり繊維状になった石英からなり、
ぶどう状、鍾乳状等の形態で産出されます。
(脈や晶洞を満たしていたり、コンクリーション(独立した岩塊)としても産出されます。)

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 珪酸塩鉱物の中のテクト珪酸塩の仲間であるカルセドニーは
不純物を含まない時は白色を呈していますが、
微量の化学成分や鉱物の微細粒子を含むことによって色を呈し、
それぞれ固有の変種名で呼ばれるようになります。

 皆さんがご存知の石では以下の物が色の付いたカルセドニーとなります。

* クリソプレーズ・・・アップルグリーンのカルセドニー
* カーネリアン・・・血赤色~橙赤色のカルセドニー
* オニキス・・・白黒の縞模様を呈するカルセドニー
* サード・・・淡い褐色~濃い褐色の半透明なカルセドニー

* ブラッドストーン・・・赤いジャスパーの斑点入の濃い緑色のカルセドニー
* ジャスパー(碧玉)・・・赤色他様々な色調を呈するカルセドニーの一種
* メノウ(アゲート)・・・縞状の模様や苔の様な模様を持つカルセドニー質の石英

等など・・・・
それぞれ色や雰囲気が違う石たちなのですが、
化学組成はいずれもSiOで硬度がと同じなのが”皆兄弟”ですね^^

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 ところで、今回カルセドニーという事でマダガスカル産のブルーカルセドニーと
産地不明のシーブルーカルセドニーの画像をアップしましたが、
これらのカルセドニーは染色処理が施されています。
ブルーレースやファイヤーアゲート、ピクチャーストーン等
本来の色調を重視する石以外は色調を整える為に何らかの処理が施されています。

 ・・・そういえば、今日アップした物以外にオレンジカルセドニーのピアスがあります。
不透明なオレンジ色で、みずみずしいグミのような雰囲気が大変綺麗なのですが、
一般的な話からするとどうも染色されていると思って間違いないと思います。
・・・ぱっと見た目に鮮やか過ぎる色は要注意ですね^^;

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optimist

小夜 さん こんばんは。
カルセドニーの蛙が可愛いです。
染色とか色々な加工については、悩まされますよね~。

by optimist (2008-06-20 19:24) 

小夜

optimistさん、こんにちは^^
カルセドニーのカービングは時々薔薇を見かけますが、
蛙は珍しいですよね。
蛙好きにはたまりませんw
染色は悩む反面、仕方ないな~と・・・。
by 小夜 (2008-06-22 09:38) 

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