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リチア電気石・1 [宝石・ジュエリー]

 ・・・もうすぐ第30回名古屋ミネラルショーだ~と喜んでいますが、
その反面、鉱物鑑定の試験があるので固まっておりますorz
ちなみに受験番号が書かれたハガキが届きました。
そのハガキを手に取って学生の頃の受験とか、
初級シスアドの試験の時を思い出しました・・・(しみじみ・・・)

 しか~し、当日持参予定の鉱物の本。
予想通り付箋を付けたまま満足してしまってほとんど開かなかったので、
今になって慌てて読んでいます。
・・・・大丈夫なのでしょうか?(冷汗)

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 ところで、そんな慌てっぷりの中で本を読んでいたら、
大好きな石の1つであるウォーターメロントルマリンについて書かれていました。
私は鉱物名を和名ではなく英名で覚えているので、
トルマリンはガーネットのように種類がないだろう・・・と思っていました。
ところが、実際には私の思いこみだという事を知って驚きました。

 トルマリンは和名で

電気石

と呼ばれています。
熱したり摩擦すると静電気を帯びることから名づけられました。
トルマリンは様々な色がありますが、
その多様な色を持つ宝石としてのトルマリンは

エルバイト(Elbaite:リチア(リシア)電気石)

なのだそうです。

 ちなみに、昨日ちょっと名前が出てきた
赤色のルベライト、青色のインディコライト、緑色のベルデナイトは
このエルバイトの中の種類です。
また、紫色のシベライトと呼ばれるものもあり、色の多さに驚かされます。

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 さて、肝心のウォーターメロントルマリンやバイカラートルマリンですが、
これはエルバイトの中の1つです。
1つの結晶の中で2つの色をもつものが少なくないというトルマリンは、
結晶の上下で色が変わるものがあったり、
結晶の中心部と周辺部で色が違うものもあり・・・と様々です。

 トルマリンは輪切りの様な形で割れやすいという特性を持っていますが、
時々、こうした輪切りの様な結晶の中で、
周囲が緑色で中心が赤(またはピンク)色のものが存在しています。
それがスイカを輪切りにしたように見えるので

ウォーターメロン(スイカ)

と呼ばれているのです。
・・・だから、正直言うと、我が家の2色を有するトルマリンは
色こそスイカのようなのですが、
正しくは”ウォーターメロン”と呼ばずに”バイカラー”と
呼んだ方が正しいのかもしれませんね。

 ・・・と書いていたら、我が家には輪切り状結晶のウォーターメロンが
1つも無いという事に気が付きました。
あ、でも原石はあったっけ・・・^^;
色はやや薄めですが、きっとカットをすれば綺麗なウォーターメロンになると思います。

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 今度のミネラルショーでウォーターメロンに出会えると良いな・・・。
あ、でも万が一出会えたとしても前回の経験を踏まえて
お財布と相談の上ですよ^^;

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