ローズピンクの水晶 [宝石・ジュエリー]
昨日はさくっとローズクォーツのカービングのアクセサリーをアップしましたが、
今日は少し深く掘り下げてみようと思います。
ローズクォーツ(RoseQuarz)
の和名はバラ石英(または紅石英)といいます。
半透明~透明のピンク色の結晶で、水晶の外形を見せる事は多くなく
(あっても1cm以上の長さになることはまずないそうです。)
殆どが塊状に産出されるそうです。
また、その塊には透明なものは少なく、
混濁していたりひびが入っているものが殆どなのだそうです。
さらに、このような綺麗な色を呈していますが、
加熱したり放射線照射を施すと真っ黒になるという特徴を有しています。
今日は少し深く掘り下げてみようと思います。
ローズクォーツ(RoseQuarz)
の和名はバラ石英(または紅石英)といいます。
半透明~透明のピンク色の結晶で、水晶の外形を見せる事は多くなく
(あっても1cm以上の長さになることはまずないそうです。)
殆どが塊状に産出されるそうです。
また、その塊には透明なものは少なく、
混濁していたりひびが入っているものが殆どなのだそうです。
さらに、このような綺麗な色を呈していますが、
加熱したり放射線照射を施すと真っ黒になるという特徴を有しています。
サードとサードニクス [宝石・ジュエリー]
今日は
サード(Sard)とサードニクス(Sardonyx)
のお話です。
サードもサードニクスもオニキスと同じアゲートの仲間です。
いずれも淡褐色~濃褐色のカルセドニー(髄玉)の名称ですが、
縞模様を示しているか否かでサードとサードニクスに分かれます。
↑ 上の画像はサードニクスです
サードニクスは淡褐色~濃褐色のカルセドニーに
白色のカルセドニーが交互に重なって縞状構造を示し、
サードは縞状構造を呈していないのが特徴です。
(・・・サード+オニキス→サードニクス・・・という感じでしょうか?)
この2つの石ですが、いずれもオニキス同様カメオやインタリオの材料として
古くから利用されてきました。
サード(Sard)とサードニクス(Sardonyx)
のお話です。
サードもサードニクスもオニキスと同じアゲートの仲間です。
いずれも淡褐色~濃褐色のカルセドニー(髄玉)の名称ですが、
縞模様を示しているか否かでサードとサードニクスに分かれます。
↑ 上の画像はサードニクスです
サードニクスは淡褐色~濃褐色のカルセドニーに
白色のカルセドニーが交互に重なって縞状構造を示し、
サードは縞状構造を呈していないのが特徴です。
(・・・サード+オニキス→サードニクス・・・という感じでしょうか?)
この2つの石ですが、いずれもオニキス同様カメオやインタリオの材料として
古くから利用されてきました。
モノクローム [宝石・ジュエリー]
ここ暫くカルセドニーの仲間のお話が続いていますが、
今日も
オニキス(Onyx)
というカルセドニーの仲間についてのお話です。
珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)の仲間であるオニキスは
潜晶質石英のカルセドニーの一種です。
他にも過日書いたジャスパーやクリソプレーズ、
明日書く予定のサードニクス、
その他アゲート(Agate:めのう)もカルセドニーの仲間です。
もとをたどるとこれらの石は全部カルセドニーなのですが、
それぞれ固有の名前を持っているというのが興味深いところです。
例えば緑色のカルセドニーはグリーンカルセドニーとは言わずクリソプレーズと言い、
血赤色~橙赤色のカルセドニーをカーネリアンと呼ぶ等、
まるで違う石であるような印象を受けます。
今日も
オニキス(Onyx)
というカルセドニーの仲間についてのお話です。
珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)の仲間であるオニキスは
潜晶質石英のカルセドニーの一種です。
他にも過日書いたジャスパーやクリソプレーズ、
明日書く予定のサードニクス、
その他アゲート(Agate:めのう)もカルセドニーの仲間です。
もとをたどるとこれらの石は全部カルセドニーなのですが、
それぞれ固有の名前を持っているというのが興味深いところです。
例えば緑色のカルセドニーはグリーンカルセドニーとは言わずクリソプレーズと言い、
血赤色~橙赤色のカルセドニーをカーネリアンと呼ぶ等、
まるで違う石であるような印象を受けます。
ミルキーなクリソプレーズ [宝石・ジュエリー]
今日は
クリソプレーズ(Chrysoprase)
のお話です。
クリソプレーズは分類としては珪酸塩鉱物の中のテクト珪酸塩の仲間です。
カルセドニーやカーネリアン、ジャスパーなどと同じ玉髄の仲間で、
半透明なペパーミントグリーンというか青リンゴ色の優しい色合いをしています。
そのため、別名緑玉髄と呼ばれる事があります。
この綺麗なグリーンは一見すると翡翠と間違われやすいそうです。
緑色が淡いものを研磨した場合、高品質の翡翠のように見えるそうです。
そのためか、
オーストラリアンジェイド(オーストラリア翡翠)
というフォルスネームで呼ばれる事もあります。
(このフォスルネームは産地に由来しています。)
ちなみに、この色は微量のニッケルに起因し、お日さまにさらされると褪色します。
褪色するとさらに翡翠と混同されやすいというのがトホホなところです。
クリソプレーズ(Chrysoprase)
のお話です。
クリソプレーズは分類としては珪酸塩鉱物の中のテクト珪酸塩の仲間です。
カルセドニーやカーネリアン、ジャスパーなどと同じ玉髄の仲間で、
半透明なペパーミントグリーンというか青リンゴ色の優しい色合いをしています。
そのため、別名緑玉髄と呼ばれる事があります。
この綺麗なグリーンは一見すると翡翠と間違われやすいそうです。
緑色が淡いものを研磨した場合、高品質の翡翠のように見えるそうです。
そのためか、
オーストラリアンジェイド(オーストラリア翡翠)
というフォルスネームで呼ばれる事もあります。
(このフォスルネームは産地に由来しています。)
ちなみに、この色は微量のニッケルに起因し、お日さまにさらされると褪色します。
褪色するとさらに翡翠と混同されやすいというのがトホホなところです。
本物なのに・・・ [宝石・ジュエリー]
今日はニセものと勘違いされがちな石
ジルコン(Zircon)
のお話です。
ジルコンは高い屈折率と(1.93~1.98)と強い光の分散のため、
まるでダイヤモンドのような輝きを見せます。
特に無色のジルコンは非常にダイヤモンドによく似ているため、
意図的または間違って混同されています。
ちなみに、ジルコンは珪酸塩鉱物の中のネソ珪酸塩の仲間で、
化学組成は
ZrSiO4
です。
ジルコニウムの珪酸塩であるこの石は金属ジルコニウムの
主要な資源鉱物でもあります。
融点が高いことから鋳物砂、耐熱財郎、セラミクスに使われ、
また硬度も高いため工業用研磨材にも使われているそうです。
さらに、驚く事にジルコンの結晶にはごく僅かな放射性元素
(ウラニウム、ハフニウム、トリウム)を含んでいる為、
岩石の年代測定を行う際に使われるそうです。
ジルコン(Zircon)
のお話です。
ジルコンは高い屈折率と(1.93~1.98)と強い光の分散のため、
まるでダイヤモンドのような輝きを見せます。
特に無色のジルコンは非常にダイヤモンドによく似ているため、
意図的または間違って混同されています。
ちなみに、ジルコンは珪酸塩鉱物の中のネソ珪酸塩の仲間で、
化学組成は
ZrSiO4
です。
ジルコニウムの珪酸塩であるこの石は金属ジルコニウムの
主要な資源鉱物でもあります。
融点が高いことから鋳物砂、耐熱財郎、セラミクスに使われ、
また硬度も高いため工業用研磨材にも使われているそうです。
さらに、驚く事にジルコンの結晶にはごく僅かな放射性元素
(ウラニウム、ハフニウム、トリウム)を含んでいる為、
岩石の年代測定を行う際に使われるそうです。
リチウムと燐と宝石と [宝石・ジュエリー]
今日は
アンブリゴナイト(Amblygonite:アンブリゴ石)
のお話を書きたいと思います。
私はどちらかというと最初に宝石に興味を持ち、
その後鉱物も・・・という順番なので、知らない鉱物が沢山あります。
また、宝石も最近は珍しいものがどんどん登場しているので、
初めて見る(知る)という石も多々あります。
実はアンブリゴナイトもネットで宝石として見かけたのが初めてでした。
リン酸塩鉱物の仲間のこの石、硬度は5.5~6と一見硬さがありそうですが、
実は比較的軟らかく、かろうじてファセットカットに耐えられるという石なのだそうです。
語源はギリシャ語で”鈍い”という意味の”Ambly”に由来しています。
あまり良い意味ではないのですが、特性からすると分からなくもないですね(ーー;)
アンブリゴナイト(Amblygonite:アンブリゴ石)
のお話を書きたいと思います。
私はどちらかというと最初に宝石に興味を持ち、
その後鉱物も・・・という順番なので、知らない鉱物が沢山あります。
また、宝石も最近は珍しいものがどんどん登場しているので、
初めて見る(知る)という石も多々あります。
実はアンブリゴナイトもネットで宝石として見かけたのが初めてでした。
リン酸塩鉱物の仲間のこの石、硬度は5.5~6と一見硬さがありそうですが、
実は比較的軟らかく、かろうじてファセットカットに耐えられるという石なのだそうです。
語源はギリシャ語で”鈍い”という意味の”Ambly”に由来しています。
あまり良い意味ではないのですが、特性からすると分からなくもないですね(ーー;)
天使の髪の毛・赤毛のアン [宝石・ジュエリー]
黒い星 [宝石・ジュエリー]
黒星というと相撲で土が付いたみたいな嫌~な雰囲気なのですが、
石の中にはブラックスターと呼ばれている石があります。
それは
スターダイオプサイト
です。
この石は組成上こうした光の効果が良く見られるのでしょうか?
シャトヤンシーが見られる
ダイオプサイト・キャッツアイ
なるものも時々見かけます。
同じダイオプサイトでもこうして違う効果が見られるのは非常に面白いですね。
といってもこれらの効果は元をたどれば原理は同じなのですが・・・。
・・・余談ですが、私がブラックスターで真っ先に思い出したのは日産のプレセアという車です。
この車は既に生産終了されてしまい販売されていませんが、デザイン的にとても好きな車でした。
もともとホンダ好きなのですが、いつかは乗ってみたいと思っていたんですよね・・・。
石の中にはブラックスターと呼ばれている石があります。
それは
スターダイオプサイト
です。
この石は組成上こうした光の効果が良く見られるのでしょうか?
シャトヤンシーが見られる
ダイオプサイト・キャッツアイ
なるものも時々見かけます。
同じダイオプサイトでもこうして違う効果が見られるのは非常に面白いですね。
といってもこれらの効果は元をたどれば原理は同じなのですが・・・。
・・・余談ですが、私がブラックスターで真っ先に思い出したのは日産のプレセアという車です。
この車は既に生産終了されてしまい販売されていませんが、デザイン的にとても好きな車でした。
もともとホンダ好きなのですが、いつかは乗ってみたいと思っていたんですよね・・・。